道路一本挟んだお隣で独り暮らしをしていたおやっさんが亡くなった
日曜朝、家を訪ねた知り合いさんが布団の中で冷たくなってるおやっさんを発見したそうだ
消防救急隊、警察やら検死官やらが来てたいそう賑やかだった昨日の午前…

おやっさんは上平出身
俺の亡くなったおふくろとは同郷なのでお知り合い
生前のおふくろがよく煮しめやナマスとかを作ってお裾分けしてたっけ…
実はおやっさんとの繋がりはそれだけではない
俺が22歳の頃に岩見沢で飯場住まいをしながら土木作業員をしていた話は以前書いた
の時、勤めていた土建会社の社長だったのがこのおやっさん
俺は1年間しかお世話にならなかったが、その後会社は継続してたみたい
10年くらい前かな…
突然、空き家だった隣におやっさんが引っ越して来た時はびっくらこいたよ
『し、し、社長！？どうしたんすか？』
『まぁ色々あってな…今度からご近所だからよろしく頼むな』
なんて会話を交わした記憶がある

ここ数年は体調も芳しくなく、もうヨレヨレだった
いつも朝から焼酎飲んでて、四六時中酒臭を漂わせてた
そこに岩見沢時代のギラギラとした姿は微塵もなく…
人様の生き死にをとやかく言うつもりはないけど、もう十分だったんじゃない？社長
太く豪快に生きたでしょうよ
多分、大好きな焼酎を飲んで布団に入っていい夢見ながら逝ったんだろうと思う
と言うか、そう思いたい
で、自身そうありたい…
お疲れ様でした、社長
今はただただ合掌（－||－）

お気に召したならして後方支援宜しく！

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