3月に母方の亡くなったじぃちゃんの50回忌とばぁちゃんの7回忌が執り行われる
に、大阪から叔父夫婦とその息子一家が来るんだ
叔父夫婦はばぁちゃんの葬儀で会ってるから6年振りだが、俺より5歳ほど年下の息子に到っては多分40年振りくらい
てんで、昔懐かしい息子の写真をコピーしてからかってやろうと写真箱をひっくり返していたら出てきたのがこの写真
えーーー俺が確か20歳
この車の持ち主は19歳、学年で一個下
今では某病院の事務職なんてところに就いて更正しているが、当時は悪の権化だった
それでも、曲がった事は大嫌いって性格は当時から今に到っても変わってないんだけどね
なにせ喧嘩っ早い
こいつに殴られた被害者は星の数ほど居ような…
当時は俺と奴はなぜかしら敵対していた、互いに顔を見るのも嫌悪するくらい
結構遊びまくってた俺が気に入らなかったのかなぁ、聞いた事ないけど
で、詳しくは書かぬがひと悶着、ふた悶着を経て、いわゆる友となり現在に到る

カリーナ2000GT
エンジンは俺の記憶に間違いがなければ18RG
トラストのマフラーを入れ、軽く車高を落としたこの車
当時の言葉を引用すれば『なまらマブイ』かったなぁ、乗ってる奴は嫌いだったけどさ
が、実はこの漢が乗り継いだ車で一番マブかったのは、このカリーナの次に乗ったコロナなんだ
の写真が一枚も無い…
そのコロナ
事故って廃車となったんだが、搬送された整備工場に置かれた車の中で『すまなかったな』と泣きながら一晩飲み明かしたらしいほど愛着があったらしい
まぁ…そんな奴
で、そんな奴が乗ってたカリーナっす


お気に召したら後方支援を

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