| ホーム |
2012.12.10
逸作34
確か、小学生低学年頃
死んだ親父に教えてもらったな、将棋
近所に住んでいた同級生Tと遊びながらに打っている内に、まあまあ強くなったと自負している
が、その同級生は見る見るうちに強くなり、何度挑んでも勝てなくなった
ある時、同級生が言った
『日曜日の新聞(道新)に詰め将棋のコーナーがあるんだけど、それで練習してんだ』と…
正直、ズルいぞと思った
こっそりとそんな自習してるなんて…
負けじと俺もやってみた
数手先まで読むその詰め将棋はとても難しかった
しばらくは続けてみたが、その内その難題加減に辟易してしまい止めた
同級生は続けていたらしい
その後、恐らく天地程の実力差が付いたであろう彼と将棋を打つ機会はなかった
【努力】は怠るくせに負けず嫌いな俺が勝負する事すら避けたからだ
もう何年も打ってないなぁ、将棋
…
体質に合わなくて諦めた詰め将棋ではあるが、その【先を読む】行為は社会に出てから少しは役に立った
女性を我が手中に収めようと思った時には結構綿密にその先を読んで周到に用意したりね
が…やはり詰め将棋同様、詰め切れない
もう少し!ってところで、スルリと勝利が逃げて行く
どうやら、行き当たりバッタリの方が性に合ってるみたい、俺ってば…(;´д`)
18歳未満入場不可
| ホーム |